心のセラピー

1心のセラピー メッセージバナー

当院では『心のセラピー』
おこなっています。

 

整体での体のケアやセルフケアと
同じぐらい‥、いやそれ以上に
重要だと考えているからです。

 

あなたは“心のセラピーを受ける事”
についてどんなイメージを
お持ちでしょうか?

 

当院が行った心のセラピーについての
アンケート調査109名の方によるとによると、

心のセラピーに対してのイメージは

・心が病んでいたり、うつ病と診断された人が受けるもの

・深く傷ついてる人が受けるもの

・精神疾患をもつ人が受けるもの

・いわゆる変な人が受けるもの

えー!!

驚く事に
こんな意見が多かったんです。

そうなんです。
これは誤解です。

 

心のセラピーは
老若男女問わず
誰にでも必要なものです。

 

でも、少なからずあなたも
『心のセラピー』について偏見を
持っているかもしれません。

ですので、このページでは

●”身体”の症状に悩む人に
”心”のセラピーが必要な理由

をまずは説明し、

次のページでは

●当院の『心のセラピー』について

具体的に説明していきます♪

心のマッサージ

当院で行っている『心のセラピー』は

『心のマッサージ』

のようなものです。

肩や腰の筋肉が固まり、コリが出るように、

心もコリがたまってくることがあります。

誰でも心のコリは溜まるものなんです。

心のコリに対しては

『心のマッサージ』をして

ほぐす必要があります。

心をほぐすという作業は

自分でやるには難しい側面があります。

背中の筋肉を

自分の手でほぐすようなもので。

ですので、

セラピストがお手伝いをします。

心のマッサージといわれても、
そもそも『心』って何?
という疑問を持たれる方が
大多数かと思います。

“心”とは“感情”

“感情”は“脳”で感じます。

つまり
『心のマッサージ』とは
『脳のマッサージ』と

考えてみてください。

心は脳にあますが、
脳は物理的に直接
手で触れることはできませんよね。

なので、

●知ること

●話すこと

●聞くこと

●イメージすること

●考えること

●計画すること

によって、ほぐしていくんです♪

心の疲れは体のコリで自覚する

当院におこしの方のほとんどの方が

体のコリが酷くなってきて、
心が疲れ、さらにほったらかしに
しておけば、精神的に壊れてしまう

という誤解を持たれています。

体が凝って心が疲れるのではなく、

心のコリが体のコリや疲れ
“痛みや身体症状”として
僕たちに教えてくれるんです。

心は聞き上手ですが、
自己開示がとても苦手です。

自分の事はあまり話さなくて、周りに
伝えてもらう性格なんです。

だから、

とても話上手な筋肉や内臓に発信を任せます。

●痛みやコリを出す

●内臓に不調をきたす

という形で

心のコリを発信しようとするのです。

心のコリは身体のコリで自覚する

「肩がこった!!」

「腰が痛い!」といった身体の悩みは

比較的簡単に自覚できます

そこで初めて、心のコリも

『自覚』できるようになります。

心のコリが身体の症状として表れることを

一般的に『心身症』と呼びます。

心身症という概念

『心身症』とは、

日本心身医学会によると

身体疾患の中で、
その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、
器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。
ただし、神経症やうつ病など、
他の精神障害に伴う身体症状は除外する。

と定義されています。

要するに

『心に原因がある身体の症状』

ということですね。

具体的にどのような症状が

心身医学的な配慮が必要なのでしょうか。

一覧で見てみましょう。

1.呼吸器系
気管支喘息、過換気症候群、
神経性咳噺、慢性閉塞性肺疾患など

2.循環器系
本態性高血圧症、本態性低血圧症、起立性低血圧症、
冠動脈疾患、一部の不整脈、神経循環無力症、
レイノー病など

3.消化器系
胃・十二指腸潰瘍、急性胃粘膜病変、慢性胃炎、
NUD(non-ulcer dyspepsia)、過敏性腸症候群、
潰瘍性大腸炎、胆道ジスキネジー、慢性肝炎、
慢性膵炎、心因性嘔吐、反すう、びまん性食道癌筆、
食道アカラシア、呑気性およびガス貯留症候群、
発作性非ガス性腹部膨満症、神経性腹部膨満症など

4.内分泌.代謝系
神経性食欲不振症、過食症、偽バーター症候群、
愛情遮断性小人症、単純性肥満症、糖尿病、
腎性糖尿、反応性低血糖など

5.神経・筋肉系
筋収縮性頭痛、偏頭痛、その他の慢性痺痛、癌性斜頚、
書頚、自律神経失調症、めまい、冷え症、しびれ感、
異常知覚、運動麻痺、失立失歩、失声、味覚脱失、
舌の異常運動、振戦、チック、舞踏病様運動、
ジストニア、失神、痩攣など

6.小児科領域
気管支喘息、過換気症候群、憤怒痙攣、消化性潰瘍、
腺症候群、反復性腹痛、神経性食欲不振、過食症、
周期性嘔吐症、呑気症、遺糞症、嘔吐、下痢、便秘、
異食症、起立性調節障害、心惇克進、情動性不整脈、
神経性頻尿、夜尿症、遺尿症、頭痛、偏頭痛、めまい、
乗り物酔い、チック、心因性痩撃、意識障害、視力障害、
聴力障害、運動麻痺、バセドウ病、糖尿病、
愛情遮断性小人症、肥満症、アトピー性皮膚炎、
慢性等麻疹、円形脱毛症、抜け毛、
夜驚症、吃音、心因性発熱など

7.皮膚科領域
蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、
円形脱毛症、凡発性脱毛症、
多汗症、接触性皮膚炎、
日光皮膚炎、湿庵、皮膚掻痺症、
血管神経性浮腫、尋常性白斑、
扁平および尋常性疣贅など

8.外科領域
腹部手術後愁訴、頻回手術症、形成術後神経症など

9.整形外科領域
慢性関節リウマチ、全身性筋痛症、結合織炎、
腰痛症、背痛、多発性関節痛、肩こり、頚碗症候群、
外傷性頚部症候群、痛風、他の慢性疼痛疾患など

10.泌尿・生殖器系
夜尿症、遺尿症、神経性頻尿、心因性閉尿、遊走腎、
心因性インポテンス、前立腺症、尿道症候群など

11.産婦人科領域
更年期障害、機能性子宮出血、婦人自律神経失調症、
術後不定愁訴、月経痛、月経前症候群、月経異常、
続発性無月経、卵巣欠落症候群、卵巣機能低下、
老人性腺炎、慢性付属器炎、痙攣性パラメトロパティー、
骨盤うっ血、不妊症、外陰潰瘍、外陰掻痺症、性交痛、
性交不能、膣痛、外陰部痛、外陰部異常感、帯下、不感症、
流産、早産、妊娠悪阻、微弱陣痛、過強陣痛、痛産、
軟産道強靭、乳汁分泌不全、マタニティーブルーなど

12.眼科領域
中心性漿液性脈絡網膜症、原発性緑内障、眼精疲労、
本態性眼瞼疫学、視力低下、視野狭窄、飛蚊症、眼痛など

13.耳鼻咽喉科領域
耳鳴、眩暈症、心因性難聴、アレルギー性鼻炎、
慢性副鼻腔炎、嗅覚障害、頭重、頭痛、口内炎、
咽喉頭異常感症、しわがれ声、心因性失声症、吃音など

14.歯科・口腔外科領域
顎関節症、牙関緊急症、口腔乾燥症、三叉神経痛、
舌咽神経痛、ある種の口内炎、突発性舌痛症、
義歯不適応症、口腔・咽頭過敏症、頻回手術症など

…うん、全部やん!!

ってツッコミをいれたくなるほど、
ここに当てはまらない症状を探す方が極めて困難です。

そうなんです。

こんなにも多くの症状・病気が

心の問題が原因の可能性がある

と捉えられているんです。

もちろん、心身症の中には

腰痛や肩こりといった

整体院に来院される方に多い症状

も含まれます。

『腰痛や肩こりは、心のケアの必要性を考慮しなさい』

というが考えは、

僕が独自でメンタル面って大事だなと考えて勝手に言っているのではなく、

3000人以上が在籍する団体の指針なのです。

心の悩みがあるから、心のセラピーをする

というだけではなく、

身体に症状が出ているから、

その原因である心のセラピーをする

心のコリは

身体の症状となって現れる

ということを

ここではまず知って頂きご理解ください。

メカニズム

ここからは

どのようにして心の問題が体に影響するのか

という話です。

キーポイント
①感情の抑圧
②自律神経の乱れ・酸素不足

①感情の抑圧

生活をしていると

様々なストレスや刺激が押し寄せてきます。

本来、人を含む動物は

ストレスを与えてきた人(物、事柄)に対して、

”闘う”か”逃げ出す”という行動を

とりたいわけですが、

ストレスの根源、例えば、

理不尽な事を言ってくる上司や理解のない旦那を、

殴る(闘う)こともできないし、

「もう嫌やー!」と

全てを放り出して逃げ出すことも

なかなか出来ません。

だから、ストレスを無理やり

心の奥底に抑圧・抑制するしかないのです。

この抑圧・抑制の作用によって、

ストレスを意識上から

心の奥底:無意識の領域に沈めていきます。

上司や部下の腹の立つ態度も、

一緒の空気を吸いたくないと思っていたほど憎たらしいあの人の顔も、

イライラさせる声も…

心の奥底に沈めていきます。

しかしこれは

完全に消えた訳ではなく、

一時的に抑圧されているのです。

抑圧されたネガティブな感情は

いつでも意識に上がってこようと

準備をしています。

意識上に常に

激怒・不安・悲しみが浮かんでいては、

精神に支障をきたしてしまうので、

抑圧にかなりの労力を使っています。

脳にとって最も嫌なこと…

それは『精神の崩壊』です。

脳としてはどうしても

それだけは避けないといけません。

そのために、驚く事!!

身体に症状を出すことで

抑圧しているストレスから気をそらし、

心の崩壊を防ぐという苦肉の策
をとっているん訳です。

“気にしないようにしている”といった
心がけや意識レベルの話だけでなく、
無意識で行っている自分を守るための防衛作用です。

『精神が壊れてしまう崩なら、痛い方が断然マシ』

という仕組みになっているんです。

では、

なぜ、

楽しいことに熱中している時は

痛みが気にならないのか?

日によって

痛みの箇所が違ったり、

痛みの度合いが違うのはなぜなのか?

といった問いに対しても

アドレナリンが出ているからといった事ではなく

「心が痛みの原因になっているから」

ということが答えになります。

②自律神経の乱れ・酸素不足

では、精神的なストレスによって

体内は具体的にどうなっているのでしょう。

ストレス=悪者

というイメージがありますが、

生活においてストレスも時には必要です。

ストレスが全くないと脳への刺激が0になり

それはそれで、神経バランスや脳内バランスが

乱れてしまうからです。

休みなく働き続けると休みたくなって、
ずっと休みだと逆に働きたくなるのと同じです。

しかし、度が過ぎると

自律神経の調子が乱れます。

自律神経は身体の無意識の領域を

コントロールしている

とても重要な神経です。

この自律神経は

●血流のコントロール

も担っているため、

自律神経が乱れると血流が悪くなり、

血液に乗って供給されるはずの酸素が届かず、

酸素欠乏を起こすところが出てきます。

いわゆる、血行不良です。

そうすることで、

コリや痛みが現れます。

コリや痛みも

結局のところは血行不良なのです。

このように、

ストレス⇒自律神経の乱れ⇒血行不良・酸欠⇒症状

というルートを

進んでしまうのです。

それだけでなく

自律神経は内臓をコントロールしている

神経でもあるため、

ストレスによる胃腸不良・潰瘍・下痢

などにもつながるのです。

次へ(心のセラピーについて②「具体的には…」)
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