うつ病

うつ病について

うつ病とは、脳のエネルギーが不足した状態により、憂うつな気分や意欲の低下が続く病気です。心の症状だけでなく、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状も現れることが特徴的です。単なる気分の落ち込みとは異なり、日常生活や仕事に支障をきたすほどの状態が続く場合に病気として捉えられます。

うつ病は単に心だけの問題ではなく、自律神経の乱れや身体全体のバランスの崩れによって引き起こされることも多く、心と身体の両面を考慮した対処が必要です。症状の程度や現れ方は人それぞれで、あなたの状態に合った適切な診断と治療が必要になります。

厚生労働省の調査によると、精神疾患を有する総患者数は令和2年時点で約614.8万人となっています。このうち気分障害（うつ病を含む）の患者数は169.3万人に上ります。

日本人を対象とした疫学調査では、うつ病の生涯発症率は6.1%で、約16人に1人が生涯のうちにうつ病を経験するという結果が示されており、決して珍しい病気ではありません。

うつ病を放置すると症状が悪化し、仕事や人間関係に深刻な影響を及ぼします。初期は軽微なミスから始まっても、集中力の欠如により重大な業務上の問題を引き起こす可能性があります。

さらに進行すると、遅刻や欠勤が増え、最終的には職を失うリスクも高まります。家族や友人との関係も悪化し、社会的に孤立状態となることも珍しくありません。日常生活においても、食事や入浴といった基本的な活動さえも困難になる場合があります。

また睡眠障害や食欲不振などの身体症状が悪化し、免疫力の低下により様々な身体的不調を引き起こす悪循環に陥りやすくなります。

うつ病の程度が軽くても日常的に続くなら大きなストレスになりますし、何事にも興味がわかなくなって、外出や友人の誘いも断りがちになり交流が減ると孤独感などがさらに強くなっていく方もたくさんおられます。最も深刻な場合は、虚無感から自殺に至るケースもあり、早期の適切な対応が極めて重要です。

うつ病の原因

開院以来、当院にはうつ病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、うつ病の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

うつ病の原因として次のものが挙げられます。

うつ病はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、自律神経の機能障害が起きます。そうなると血流が低下し神経に異常をきたすことで心身の様々な不調が現れてきます。それがうつ病の症状となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。うつ病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

うつ病への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

口の渇き、吐き気、便秘、眠気、体重増加などの副作用があり、効果には個人差があります。また、薬の効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることも多く、処方の調整が必要な場合もあります。根本的な原因を解決するものではありません。

精神療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。治療者との相性も重要で、合わない場合は効果が期待できません。また、身体的な症状に対してのアプローチには限界があります。

休養療法

経済的な問題や職場の理解が得られない場合、十分な休養を取ることが困難になります。また、何もしない不安から症状が悪化する場合もあり、復職への不安も大きくなることがあります。

問診・検査

主に問診による診断が中心となり、身体的な検査では異常が見つからないことが多く、根本原因の特定や身体面からのアプローチが難しい場合があります。

うつ病を改善するために

まずはあなたのうつ病の原因を検査をおこない明らかにします。原因を誤認してしまうと、一時的にはよくなったとしても、根本から改善することはないからです。

当院は、人体の正常と異常を見極めることができる独自の検査で、うつ病の原因を見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や組織の変容を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、心療内科やカウンセリングで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

うつ病のQ＆A

うつ病は自然に治りますか？

軽度のうつ状態であれば十分な休養により自然回復する場合もありますが、症状が続く場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化するリスクが高まるため、早めの対応をお勧めします。当院では身体面からのアプローチを含めた総合的な施術で、根本原因に対処します。

うつ病の人がやってはいけないことは？

無理な頑張りを避け、アルコールに頼らないことが大切です。また、自分を責めすぎないよう心がけることも重要です。特に症状が重い時期は、大きな環境の変化は控えるようにしましょう。

抗うつ薬は一生飲み続ける必要がありますか？

症状が改善すれば医師の判断のもとで薬を減量・中止できます。ただし自己判断での中止は危険なため、必ず医師と相談することが必要です。当院では薬に頼らない身体からのアプローチをおこなっています。

薬以外の治療法はありますか？

精神療法、運動療法、生活指導など薬物以外の治療法も効果的です。また、身体の不調からアプローチする整体などの選択肢もあります。当院では身体全体のバランスを整えることで自律神経の機能を正常化し、本来の回復力を高めていきます。

整形外科と整体・整骨院ではどちらに行くべきですか？

急性の症状や身体的な異常が疑われる場合はまず心療内科での診断をお勧めします。診断後のケアや慢性的な症状の管理、薬では改善しない身体の不調が症状の根本原因になっている場合が多いので総合的な施術は当院が得意とする分野です。当院では医療機関と連携し、必要に応じて適切な医療機関をご紹介することもできますのでご安心ください。

うつ病に効くセルフケアはありますか？

規則正しい生活リズム、日光を朝、決まった時間に浴びる、適度な運動、バランスの取れた食事が基本となります。ただし、症状が重い時期は無理をせず、まずは専門家に相談することが大切です。当院では個人の状態に合わせたセルフケア指導も行っています。

うつ病で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

足・全身のバランス整え自律神経の機能を正常にする当院の施術とうつ病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

うつ病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。