頚性神経筋症候群

頚性神経筋症候群について

頚性神経筋症候群とは、首の筋肉が異常に緊張することで自律神経のバランスが乱れ、頭痛やめまい、慢性疲労、うつ症状など様々な不快な症状が現れる状態です。「首こり病」とも呼ばれ、首の筋肉の過度な緊張が副交感神経の働きを妨げることで、全身にわたる多様な症状を引き起こす現代病です。

東京脳神経センター理事長・脳神経外科医の松井孝嘉先生によって名付けられた症例で病院で検査をしても原因がわからない不定愁訴として考えられてしまうこともあります。

｢首の筋肉の過緊張｣いわゆる「首こり」が主な原因とするのが頚性神経筋症候群ですが、原因を「首の筋肉の問題」ときめつけて筋肉だけをほぐしていても、症状はなかなか改善しにくく、一時的にましになっても再発してしまう方が当院には多く来院されます。

それは筋肉の問題だけじゃなく、骨格の歪み、関節や靭帯の異常や足部や頭蓋骨の問題が首の筋肉の過緊張をひきおこす場合もあるからです。

厚生労働省の調査によると、日本では約2,500万人が、首こりや痛みをを訴え不調を抱えています。原因不明の不定愁訴を訴える患者の多くが、この症候群に該当すると考えられており、悩まれているい方は潜在的に相当数いることは想像にむずかしくありません。

頚性神経筋症候群を放置すると、まず慢性的な体調不良により、食生活が乱れたり、寝不足などによって日常生活や仕事などに支障をきたしがちになります。そうなると精神的にもストレスが蓄積し、さらに、症状が進行すると、うつ状態不安障害などの精神症状が現れ、最終的には「頚筋性うつ」と呼ばれる状態に陥る可能性があります。

首の問題は、脳の機能や呼吸に直結しやすいため、心身症へ悪化の恐れが大きいものになります。SOSである身体的な症状がでているうちに、適切なケアが肝心です。

頚性神経筋症候群の原因

開院以来、当院には頚性神経筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頚性神経筋症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

頚性神経筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

頚性神経筋症候群はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頚性神経筋症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚性神経筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまで対処療法になり、根本的な原因を解決するものではありません。湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

運動療法・リハビリテーション

運動することでかえって坐骨神経痛の症状が強まることもあり、間違った方法で行うと悪化させてしまうこともあります。

低周波電気刺激療法

表層の筋肉にアプローチするもので、骨格や関節の問題を改善するには不十分です。

神経ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し受ける必要がありますが短期間では受けれません。また注射部位の感染や神経損傷などのリスクもわずかながら存在します。

頚性神経筋症候群を改善するために

まずはあなたの頚性神経筋症候群の原因を検査をおこない明らかにします。原因を誤認してしまうと、一時的にはよくなったとしても、根本から改善することはないからです。

当院は、人体の正常と異常を見極めることができる独自の検査で、頚性神経筋症候群の原因を見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や組織の変容を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頚性神経筋症候群のQ＆A

頚性神経筋症候群は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は困難です。現代の生活習慣が原因となっているため、根本的な生活習慣の改善と適切な治療が必要となります。

頚性神経筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、無理な首の運動、過度なストレス、睡眠不足は症状を悪化させる恐れがあるためなるべく避け、少しでもそのような時間を減らしていきましょう。特にうつむき姿勢になりがちな方は対処していきましょう。

この症状は完治するのでしょうか？

適切な治療と生活習慣の改善により症状の大幅な改善や完治は十分可能です。継続的なメンテナンスが重要となります。

症状改善にはどのくらいの期間が必要ですか？

個人差がありますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善が見られることが多いです。重症度や症状の期間により変わります。

頚性神経筋症候群と自律神経失調症の違いは何ですか？

頚性神経筋症候群は首の筋肉の問題が原因で自律神経症状が現れる状態で、自律神経失調症の一種と考えられています。

パソコン作業を続けながら改善は可能ですか？

適切な姿勢指導、定期的な休憩、デスク環境の改善、治療の併用により、パソコン作業を続けながらでも症状改善は可能です。

頚性神経筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

足・全身のバランス整え自律神経の機能を正常にする当院の施術と頚性神経筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚性神経筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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