内反小趾

内反小趾について

内反小趾とは、足の小指（第5趾）が内側に向かって曲がり、隣の指に近づくように変形する足の症状です。小指の付け根にある関節が外側に突き出るため、靴に当たりやすくなり痛みや炎症を引き起こします。

外反母趾の小指版ともいえる症状で、多くの場合は外反母趾と同時に発症します。変形の程度によって軽度から重度まで分類され、日常生活に支障をきたす場合もあります。

内反小趾は、足の変形に悩む日本人の約30％に関連症状があるとされています。厚生労働省の調査によると、足の痛みを訴える患者数は増加傾向にあり、日本では約４８０万人が発症していて特に40～60代の女性に多く見られます。痛みはなくても変形しているということは足のアーチが崩れているので、放置してしまうと足からの負担が膝や腰までたまっていくので、注意が必要です。

内反小趾を放置すると、痛みが慢性化して靴を履くのがさらにつらくなります。

変形が進行すると小指の骨格が固定化され、最終的には手術でしか改善できない状態になる可能性があります。歩行や立ち仕事に支障をきたし、足をかばう歩き方により姿勢が悪くなり、腰痛や膝痛などの全身の不調を招くこともあります。

また、足裏のバランスが崩れることで偏平足や他の足の変形を併発し、日常生活にかなり支障をきたすことになります。

内反小趾の原因

開院以来、当院には内反小趾でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、内反小趾の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

内反小趾の原因として次のものが挙げられます。

内反小趾はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、足の距骨下関節が過回内し偏平足などのアーチの崩れがあることで足の変形をきたし内反小趾となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。内反小趾は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内反小趾への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまで対処療法になり、根本的な原因を解決するものではありません。湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

運動療法・リハビリテーション

運動することでかえって内反小趾症状が強まることもあり、間違った方法で行うと悪化させてしまうこともあります。

テーピング療法・装具療法

装具に慣れるまで時間がかかり、靴のデザインによってはフィットしない場合があります。テーピングは皮膚がかぶれたり合わない場合もあり、根本的な改善ではなく対症療法にとどまることが多いです。

手術療法

侵襲性が高く、手術後の回復に時間がかかります。また、手術後も完全に痛みが取れない場合や、再発のリスクもあります。

内反小趾を改善するために

まずはあなたの内反小趾の原因を検査をおこない明らかにします。原因を誤認してしまうと、一時的にはよくなったとしても、根本から改善することはないからです。

当院は、人体の正常と異常を見極めることができる独自の検査で、内反小趾の原因を見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や組織の変容を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

内反小趾のQ＆A

内反小趾は自然に治りますか？

残念ながら内反小趾は自然治癒することはありません。放置すると進行する傾向があるため、早期の適切なケアが重要です。

内反小趾は遺伝しますか？

遺伝的要因があるとされていますが、後天的な生活習慣によって起こることの方が多いです。家族に内反小趾や外反母趾の既往がある場合は、特に靴選びや足のケアに注意が必要です。

内反小趾の人がやってはいけないことは？

先の細い靴やヒールの高い靴の長時間着用は避けましょう。また、痛みを我慢して無理な歩き方を続けることも症状を悪化させます

内反小趾と外反母趾の違いは何ですか？

外反母趾は親指が外側に曲がる症状で、内反小趾は小指が内側に曲がる症状です。原因や症状は似ていますが、発症部位が異なります。

手術以外で治す方法はありますか？

軽度から中等度であれば、適切な靴選び、装具療法、運動療法、専門的な施術により改善が期待できます。早期の対応が重要です。

マッサージは効果がありますか？

血行改善や筋肉の緊張緩和には効果がありますが、骨格の変形自体を改善することは困難です。他の治療法との組み合わせが効果的です。

内反小趾で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

足・全身のバランス整え自律神経の機能を正常にする当院の施術と内反小趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

内反小趾は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

とても丁寧に優しく整えてくださって楽になる

今ではほとんど痛みが出なくなりました

おかげさまで痛みもだいぶ楽になり、足首も可動域が広くなりました

立ち方も改善へ