足底腱膜炎（足底筋膜炎）

足底筋膜炎について

足底筋膜炎とは、足の裏にある足底筋膜という組織に炎症や損傷が起こることで、主にかかと周辺に痛みが生じる疾患です。足底筋膜は、かかとの骨から足の指の付け根まで扇状に広がる線維状の組織で、足のアーチを支え、歩行時の衝撃を吸収する重要な役割を担っています。

この組織に過度な負担がかかることで、微小な傷や炎症が生じ、特に朝起きた時の第一歩や長時間座った後の歩き始めに強い痛みを感じるのが特徴的な症状です。日本では約1250万人がこの症状に悩んでいると推測されており、特に40～60歳の年齢層で最も一般的に見られます。

足底筋膜炎を放置すると、痛みが慢性化し日常生活に深刻な支障をきたします。初期の軽い痛みが徐々に悪化し、歩行や走行が困難になる可能性があります。

痛みをかばうために歩き方が変わることで、膝や腰、股関節など他の部位にも負担がかかり、二次的な障害を引き起こすリスクが高まります。また、運動不足による体力低下や筋力低下、さらには精神的なストレスも蓄積されてしまいます。

最悪の場合、保存的治療では改善せず、足底筋膜の一部を切除する手術が必要になることもあり、術後の回復期間や競技復帰までに長期間を要する可能性があります。

足底筋膜炎の原因

開院以来、当院には足底筋膜炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、足底筋膜炎の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

足底筋膜炎の原因として次のものが挙げられます。

足底筋膜炎はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足底筋膜への過度な負荷や炎症が発生し、足底筋膜炎が発症します。それは人によって違い、単に炎症を抑えたり痛みを和らげるだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。足底筋膜炎でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足底筋膜炎への対応として、次のようなものが一般的です。

保存的治療（ストレッチ）

継続的な実施が必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。また、不適切な方法では症状が悪化する可能性があります。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると痛みが再発します。長期使用による副作用のリスクもあります。

装具療法

個人の足の形状に合わせた調整が必要で、不適切なインソールでは効果が得られない場合があります。

注射療法

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。ステロイド注射では組織の脆弱化のリスクもあります。

体外衝撃波治療

治療機器が高額で実施施設が限られており、治療効果に個人差があります。治療中に痛みを伴うこともあります。

手術療法

侵襲性が高く、傷痕が残る可能性があります。術後の回復期間が長く、スポーツ復帰までに時間を要します。

足底筋膜炎を改善するために

当院では足底筋膜炎の根本的な改善を目指し、症状の原因を徹底的に特定することから始めます。足底筋膜炎は単純に足裏だけの問題ではなく、足首や膝、股関節、骨盤の歪みなど全身のバランスが関係していることが多いのです。

5種類の独自検査により、骨格姿勢、筋肉関節、神経、動き、歩き方という多角的な視点から不調の原因を特定します。特に足の専門治療を得意とする当院では、フットプレートメタスキャンという最新の検査機器を用いて重心バランスや足の動きを可視化し、より精密な原因分析を行います。

検査結果に基づいて、カイロプラクティック、オステオパシー、日本古来の整体法など世界各国の治療技術を統合した人体構造学から生まれた整体施術を提供します。痛みのある足底筋膜だけでなく、全身のバランスを整えることで根本的な改善を図ります。

当院の特徴

院長が最初から最後まで一貫して担当するため、あなたの身体の状態を継続的に把握し、最適な施術を提供できます。鍼灸師・柔道整復師の国家資格を持つ院長が、90,000人以上の臨床経験から培った技術で対応いたします。

当院独自の5種類の検査により、症状の根本原因を特定します。姿勢や筋肉の状態だけでなく、神経機能や歩行パターンまで詳細に分析し、あなたの足底筋膜炎の真の原因を見つけ出します。

欧米の足医学と日本の伝統的な足育術を統合させた足の専門施術が当院の大きな特徴です。足底筋膜炎に対する豊富な改善実績があり、大手口コミサイトでも高い評価をいただいています。

完全個室のプライベートな空間で、周囲を気にすることなくリラックスして施術を受けていただけます。南森町駅から徒歩6分とアクセスも良好で、最終受付は20時、土曜日も開院しており通いやすい環境を整えています。

足底筋膜炎のQ＆A

足底筋膜炎は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な安静とセルフケアで改善することもありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化するリスクが高いため、早期の対処が重要です。

足底筋膜炎の人がやってはいけないことは？

硬い地面での激しい運動、不適切な靴での長時間歩行、急激な運動量の増加は避けるべきです。また、痛みを我慢して無理に動き続けることは症状を悪化させます。

どのくらいの期間で改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善することが多いです。難治性の場合は半年以上かかることもあり、継続的な治療が必要です。

再発する可能性はありますか？

根本的な原因が改善されていない場合、再発のリスクがあります。足の使い方や靴の選択、体重管理などの生活習慣の改善が再発予防に重要です。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、歩行時の不快感がなくなってから段階的に運動を再開します。急激な運動復帰は再発リスクを高めるため、専門家の指導の下で慎重に進めることが大切です。

予防方法はありますか？

適切な靴の選択、定期的なストレッチ、体重管理、運動量の段階的増加などが効果的です。足底筋膜への負担を軽減する生活習慣の維持が重要です。

足底筋膜炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

足・全身のバランス整え自律神経の機能を正常にする当院の施術と足底筋膜炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足底筋膜炎が改善されることで、これまで痛みによって制限されていた日常生活の質が大幅に向上します。朝の激痛に悩まされることなく、スムーズに一日をスタートできるようになります。

好きだった運動や趣味を再開でき、活動的な生活を取り戻すことができます。仕事への集中力も高まり、プライベートでも充実した時間を過ごせるようになるでしょう。

足底筋膜炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

とても丁寧に優しく整えてくださって楽になる