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こんにちは、南森町で整体院を営んでおります河野です。急に後頭部がズキンとしたり、髪をとかすだけでビリッと痛みが走ったりして、驚いた経験はありませんか。そんな独特の痛みは後頭神経痛と呼ばれる症状かもしれません。今日は、その痛みの正体や原因、そしてご自身でできる対策について、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。



デスクワークが続く方の後頭部の痛みは、首や肩の緊張から来ていることが本当に多いです、まずは正しく原因を知ることから始めましょう
後頭部の片側だけがズキズキと痛んだり、ちょっと触れただけでピリッとした電気のような痛みが走ったりする。こうした症状を経験すると、脳の病気なのではないかと不安になる方も多いです。ここではまず、この痛みがどうして起こるのか、そのメカニズムから見ていきましょう。
後頭部の皮膚のすぐ下には、首の骨から出て頭皮まで伸びている細い神経が何本か走っています。この神経が、周りの筋肉のこわばりによって圧迫されたり刺激されたりすると、鋭い痛みや電気が走るような感覚が生まれるのです。多くの場合、首の後ろから後頭部にかけての筋肉が緊張しすぎていることが引き金になっています。
痛みの出方には特徴があります。じっとしていても急にズキンとくることもありますし、髪の毛をとかす、帽子をかぶる、頭を後ろに反らすといった何気ない動作で痛みが誘発されることも少なくありません。こうした症状に心当たりがある方は、まず落ち着いて原因を確認していきましょう。
ご自身の状態を客観的に知っていただくために、よくある症状の特徴を整理してみました。当てはまるものがあるか、一度チェックしてみてください。
この痛みの背景には、日々の生活習慣が大きく関わっていることがほとんどです。特にパソコンやスマートフォンを長時間使う方に多く見られる傾向があり、姿勢や体の使い方を見直すことが症状の改善につながります。
長時間パソコンに向かっていると、知らず知らずのうちに頭が前に出て、あごが上がった姿勢になりやすいものです。この姿勢が続くと、首の後ろから後頭部にかけての筋肉に負担がかかり続け、そこを通る神経が圧迫されやすい状態になってしまいます。首の角度がわずかに数センチ前に出るだけでも、頭を支える筋肉への負担は何倍にも増えると言われていますので、姿勢の影響は決して軽く見てはいけません。
また、精神的なストレスも見逃せない要因のひとつです。ストレスを感じると、人は無意識に肩や首の筋肉をこわばらせてしまう傾向があります。仕事の緊張や不規則な生活リズムが続くと、体が休む間もなく緊張し続けてしまい、結果として後頭部の神経に負担がかかりやすくなるのです。
意外に思われるかもしれませんが、季節の変わり目や冷房の効いた室内で長時間過ごすことも、首肩の筋肉を硬くする一因になります。体が冷えると血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が落ちてしまうため、普段よりも神経への圧迫が強く出てしまうことがあるのです。
症状が軽いうちであれば、日常生活の中で意識を変えるだけでもかなり楽になることがあります。ここでは、ご自宅や職場でも取り入れやすいセルフケアの考え方をお伝えしますね。
まず大切なのは、痛みのある部分を強くマッサージしたり、無理に引っ張ったりしないことです。神経が過敏になっている状態のときに強い刺激を与えると、症状が悪化してしまう場合があります。優しく温めることや、姿勢を整えることから始めるのが安全な第一歩だと考えてください。
次に見直していただきたいのが、パソコン作業中の姿勢です。画面の高さを目線と同じくらいに調整し、あごを軽く引くようにするだけでも、首や後頭部への負担がかなり変わってきます。1時間に1回程度、肩を回したり、ゆっくりと首を左右に傾けたりする時間を作ってあげてください。
ただし、すべての痛みがセルフケアだけで改善するわけではありません。今まで経験したことのないような強い痛みが突然起こった場合や、手足のしびれ、発熱、視界の異常などを伴う場合は、自己判断でケアを続けるのは危険です。こうした場合は、早めに専門の医療機関や治療院にご相談いただくことを強くおすすめします。
| 状態 | 対応の目安 |
|---|---|
| 軽いズキズキ感が時々ある程度 | 姿勢改善やセルフケアで様子を見る |
| 痛みが数日以上続く、強くなっている | 早めに専門家へ相談する |
| しびれや発熱、視界の異常を伴う | すぐに医療機関を受診する |
ここまでセルフケアについてお伝えしてきましたが、実際には自分でできる対策だけでは限界がある方も多くいらっしゃいます。それはなぜなのか、少し深く掘り込んでお話しさせてください。
後頭部の痛みの原因は、首の筋肉だけにとどまらないことが本当に多いのです。私がこれまで数万人の方を施術させていただいた中で感じるのは、後頭部の症状の背景には、肩甲骨の動きの悪さや背骨全体のバランス、さらには足元からの姿勢の崩れまで関係していることが少なくないという点です。表面的に痛む場所だけをマッサージしても、根っこの原因が残っていれば、また同じように痛みがぶり返してしまいます。
だからこそ、痛みが繰り返し起こる方は、後頭部や首だけを見るのではなく、体全体のつながりを丁寧に検査していくことが欠かせません。どこに本当の原因があるのかを見極めることができれば、根本的な改善への道が見えてきます。
後頭部の痛みは、見た目にはわかりにくく、周りの人にも理解してもらいにくい症状です。それゆえに、我慢を続けてしまう方をこれまで何人も見てきました。しかし、痛みを我慢し続けることは、体にとって決して良いことではありませんし、放っておくほど改善までに時間がかかってしまうことも珍しくありません。
私は、痛みや不調に悩まれる方一人ひとりの原因を丁寧に検査し、根本からの改善を目指すことを何より大切にしています。あなたの後頭部の痛みも、日々の姿勢や体の使い方、そして全身のバランスから紐解いていくことで、必ず改善への糸口が見えてくるはずです。今の痛みを我慢しながら過ごすのではなく、思いきり好きなことを楽しめる毎日を取り戻していただきたいと心から思っています。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談くださいね。

